冨嶽三十六景 東都浅草本願寺 (とうとあさくさほんがんじ)
東京都台東区西浅草一丁目
浅草の東本願寺は1657年(明暦3年)に起きた明暦の大火以後、神田から現在地に移りました。
広大な敷地であった本願寺は、二十一の子院と三十五の塔頭が居並ぶ広大なのもです。
画面近景に浅草の東本願寺本堂の大屋根、遠景に小さく富士が描かれています。屋根の上の職人たちを小さく画くことで屋根の大きさを表しています。
屋根の三角と富士の三角が繰り返されて、遠近の対比と重なっています。北斎が得意とした構図です
東都浅草本願寺塗り絵 PDF A4サイズ 東都浅草本願寺
現在の浅草界隈の風景
待乳山本龍院 (まつちまやほんりゅういん)まつちまやしょうでん
社伝では、創建は推古天皇時代(推古天皇9年(601)夏、)早魃(カンバツ)の為皆が苦しんでいるときに十二面観音が大聖尊歓喜天に化身して皆を救ったという伝説があります。
浅草神社
浅草寺境内にある神社です。「三社さま」として親しまれている浅草神社。
有名な浅草神社例大祭「三社祭」。起源は正和元年(1312)に神話に基づいて行われた「舟祭」がその起源と言われています。
葛飾北斎墓
誓教寺内にある葛飾北斎のお墓の墓標には「画狂老人卍墓」と掘られています。
江戸本所で生まれた北斎は生涯93回引っ越して最後に暮らしていたのは浅草であった。
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