冨嶽三十六景 下目黒

富嶽三十六景

冨嶽三十六景 下目黒(しもめぐろ)
東京都目黒区下目黒
天保1−天保3年(1830-32)頃
木版多色刷 横大判錦絵

目黒は田園地帯で田畑が広がっていました。目黒は富士見の名所が多くありました。
また、目黒は将軍家の鷹狩りの場でもあったことから鷹番という地名も残っています。
画には、鷹匠が描かれており農夫がひざまづいているところが描かれています。
小さな子供を連れて田畑へ向かう農夫などを描いています。
富士は丘に挟まれてひっそりと山頂に雪を頂きながら覗かせています。

下目黒塗り絵 PDF A4サイズ 下目黒

現在の下目黒界隈の風景

五百羅漢寺
東京都重要文化財に指定されています五百羅漢(現在は305体)は「目黒のらかんさん」として親しまれています。
五百羅漢は松雲元慶禅師が、江戸の町を托鉢して集めた浄財をもとに、長い歳月(十数年)をかけて彫りあげたものです。

大円寺の石仏
江戸の三大火でもある(明和の大火)1772年の大火の火元となったのが大円寺です。
ここにある石仏は、犠牲者の霊を供養するために造られた五百羅漢像です。

現在の下目黒界隈の風景 音声案内



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