冨嶽三十六景 礫川雪ノ旦

富嶽三十六景

冨嶽三十六景 礫川雪ノ旦 (こいしかわゆきのあした)
東京都文京区春日二丁目・北野神社

礫川とは現在の小石川のことで小石の多い川が幾筋も流れていたためこの名前がついたと言われています。
画は降り続いた雪が明け方に止んで周りは真っ白な雪景色となり、見晴らしの良い茶屋に集まり雪を頂いた富士を見ながら天空を舞っている三羽の鳥を指さしているのだろうか
一面の銀世界の画は北斎の「冨嶽三十六景」中、唯一の雪景色です。
非常に上品な画で藍色の空と富士の白のコントラスシが素晴らしいです

礫川雪ノ旦塗り絵 PDF A4サイズ 礫川雪ノ旦

現在の小石川界隈の風景
小石川植物園
東京大学大学院理学系研究科付属植物園。ここは、植物に関する様々な研究を行っている場所です。この植物園は広大な敷地の中には、台地、傾斜地、低地、泉水地などを利用して様々な植物を育てています。日本最古の植物園です

源覚寺
こんにゃく閻魔で親しまれています。
創建は1624年 「寛永元年」。本尊は阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)で徳川秀忠、徳川家光から信仰を得ていました。
四度の大火からも、東京大空襲でも本堂への延焼はまぬがれました閻魔様です。

伝通院
徳川家ゆかりの伝通院、徳川家康の生母(於大)のお方の菩提寺です。伝通院とはその法名が寺名の由来となっています。
ここには、徳川家ゆかりの女性の墓所が多く残っています。

音声案内です 富嶽三十六景 礫川雪ノ旦

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